[ya-knoppix-jp-devel 330] Re: dpkg-divert

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Natureza natur****@din*****
2003年 2月 26日 (水) 05:00:50 JST


from K.Wonderboy

> Maxです
いろいろありがとうございます。
> サーバとクライアントの起動は別ですし、機構としてどう流れているかは
> ちょっと理解していただきたい気が(^^;
> 日本語入力サーバの起動は/etc/init.d/以下にあるfreewnn-jserverが
> 指定されたランレベルになったときに呼び出されているはずです。
> いくらなんでもこの動作を替えているとは思えません。

 freewnnサーバーはautoconfigで起動してます。

> まぁ、これは/etc/rc3.dディレクトリの中を見てみてください。
> たぶんすでに入ってますよ。

CD起動のrcX.dには入っていません。英語版のhdinstallでも、入って
いないと思います。

> 英語版をそのままhdinstallしたときにちょっとおかしいと思って
> 調べてたんですが説明するのも見るのもちょっと煩雑でうんざりな
> 感じですが・・結論は簡単ですので、おつきあいを。
> 整理しておかないと、インストール後の環境としてはかなり汚いものになってしま
> いますので。
> AIST版最新がどうなっているかはまだ現物見てないのでコメントできませんが、
> 流れとしては~/.xsessionを最終的に起動してくれないとCDでの起動状態としては
> よくても、インストール後の日本語環境的にはペケだと思います。

AIST版では.xsessionは無いみたいです。無いことが幸い?で、コンソールからでも
XMODIFIERSはちゃんと有効になってます。

> 以前も話題にしたことがあるんですが、なぜに、/etc/skel配下に、
> set-language-envで設定された内容をマスタして置いていないのか。
> 未だに疑問です。

そうですね。ここが一番面倒でした。みーんな /home/knoppixで書かれていまし
たから。

>
> 英語版をhdinstallし、~/.xsessionが置かれていることを前提に書くと、
>
> /etc/init.d/kdm -> ユーザログイン -> /etc/kde3/kdm/Xsession
>   -> /etc/X11/Xsession
>   -> /etc/X11/Xsesion.d/50xfree86-common_determine-startup
>     ( /etc/X11/Xsession.options に allow-user-xsession があること )
>   -> ~/.xsession -> /usr/bin/x-session-manager
>   -> /etc/alternatives/x-sessionmanager -> /usr/bin/kde3
>   -> /etc/kde3/debian/startkde -> kdeでセッション起動
>
> という風に流れます。/etc/kde3/kdm/Xsessionの中から/etc/X11/Xsessionが
> 呼び出されるようになっていれば、あとは~/.xsessionが存在すればそれを
> 自動的に実行するようになっているということです。流れ的には煩雑ですが、
> 利用者がさわる必要のあるのは~/.xsessionだけになります。
> ここで使用するXIMクライアントを指定してやればいいのです。

yak-hdinstallでは、0.96あたりから、そのようなシーケンスにしたと思います。
こんどのAIST版では、s10xsessionで xinitrc、そこからXsession.dの中を起動。
その中にs31xinputというのがあって、ここでダイレクトにkinput2が起動されます。

> わざわざシステム全体に影響する/etc/kde3/kdem/Xsessionの中を書き換え
> なくても、ユーザにてset-language-envを実行すれば自動的に作成される
> 仕掛けでちゃんと対応できているということです。
>
> あと、気をつけたいのはbashが起動するときに/etc/bashrcから
> /etc/sysconfig/i18nを見に行ってしまうことで、せっかくXで日本語入力や
> ロケールが設定されていてもXの中で起動されるコンソールでは不正な状態に
> なってしまいます。これも、/etc/bashrcを書き換えるのではなく、
> ~/.bashrcの中に利用者のロケールと日本語入力のための設定を書いてやる
> ことでユーザごとにロケールと日本語入力の種類を切り替えできるように
> なります。この~/.bashrcもset-language-envで作成されます。

この i18nにも、しっかりと? kinput2が記述されてます。

> ・・・はぁ、しんど(W

ご苦労かけます(^.^)

> つまり結論は
> set-language-envを使って日本語化した環境でマスタしましょう
> ということです。
>
> [参考]
> http://sitebites.fubyshare.gr.jp/KnoppixMemo030120
> http://sitebites.fubyshare.gr.jp/KnoppixMemo030125
>

ありがとうございます、早速参考にさせて頂きます(^.^)。




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