[prime-dev: 450] Re: Rubyクラスの使用手順

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Hiroyuki Mabuchi hiroy****@nifty*****
2004年 9月 18日 (土) 12:17:03 JST


大変わかりやすい解説をいただき、ありがとうございます。

># 実験環境として /tmp/prime_test をデータ保存場所にする
>ENV['PRIME_USER_DIR'] = '/tmp/prime_test'
>
>require 'prime/prime'
>prime = Prime.new()
>
>puts 'Before registration'
>prime.lookup_all('test').each {|word| puts word.to_text()}
>puts '----'
>
>prime.learn_word('test', 'TEST', 'xxx')
>
>puts 'After registration'
>prime.lookup_all('test').each {|word| puts word.to_text()}
>puts '----'

基本的には、私が書いたコードもさほど間違いではなかったようです。(違いは、
小松さんのサンプルが環境変数をセットしていることと、私が試した方は prime.
update をしていることだけでした。環境変数はセットしなければ、~/.prime が
データ保存場所になりますし、update することで学習が反映されないこともな
いでしょうし。)

小松さんのサンプルコード通り、新たに単語を学習させたときには一番目に候補
が出ました。しかし、既に辞書にある単語(候補の2番目以降に出現する単語)を
learn_word しても priority が上がらない(時がある?)のです。

私の目指す変換効率の目標は、prime.el のそれですので、ここはがんばって 
prime.el を読んでいくことにします。(prime.el が独自に(primeサーバの機能
でなく)振舞っている部分も多々ありますしね。(候補がなかったときの学習モー
ドや2つの読みでの変換など)それらも「真似」をしたい部分ですし。)

Lispは今まで触れたことがなかった(エディッタはもっぱらviなのでEmacsもほと
んどいじったことがない)ので、はじめてLispを読むことになりますが、がんば
って追っかけることにします。

>「予測」の後に「入力する」を学習させたい場合は、
>
>Prime.learn_word('にゅうりょく', '入力', 'サ行(する)&名詞', '予測', 'する')
>
>としてください。set_context 等で設定されるコンテキストは単語登録には直接の
>影響を与えません。

この部分は、今までまったく理解していなかったところです。大変に助かりまし
た。

>ドキュメントが少なくてすみません。不明な点や要望などがありました
>ら遠慮なくおっしゃってくださればと思います。作成されている
>ソフトウェアにもとても期待していますので、完成されたら是非
>教えてくださいませ。

ドキュメントの件は、現在まさに発展しているものですので致し方ないと思いま
す。(私に文章力があれば協力させていただきたい部分ですが、ドキュメント書
きは私の苦手分野のひとつですし。)以前に、手に障害をお持ちの方の投稿もあ
りましたが、「打鍵数の少ない(=負担の少ない)入力方式」は多くの上肢障害を
お持ちの方も注目をされているものです。(私はそれをさらにキーボードを打て
ない人にもお使いいただけるようにとお手伝いしているにすぎません。)小松さ
んのなさっていることはとてつもなく有意義なことですので、無理はなさらず地
道に発展していただければと思います。

私が作っているものの約1年前のプロトタイプのスクリーンショットを以下のURL
に上げています。現在は、少しは作りこんで画面はだいぶと変わっていますが、
基本的な機能は画面を見て想像していただける通りのものです。ご参照下さい。

http://comil-osaka.ddo.jp/kotonoha.jpg

[閑話休題]

># このMLはヒロユキまみれですね。

「辞書に登録されている語の priority のチェック」のために、まさに「ひろゆ
き」を変換して試していました。:-P

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