BCG/OSDN、ハッカー意識調査結果

2003年04月21日

この素晴らしいフリーソフトウェアを作り上げているのは誰なのだろうか? 彼らはどれだけの時間をフリーソフトウェアの開発のために過ごすのだろうか? 彼らは何故その開発を行うのだろうか? 彼らはどこから来て、何を考えてるのだろうか?

ボストン・コンサルティング・グループは、OSDNの協力のもとで、世界最大のオープンソース開発コミュニティであるSourceForge.netとLinuxカーネル・メーリングリスト上にて、開発に参加しているハッカーについて調査を行った。この調査によると、ハッカーに対するポピュラーな認識に反して、オープンソース・コミュニティは平均して10年以上のプログラム経験を持つ熟練したITプロフェッショナルで構成されていることが分かる。

総合目次

1.表紙
2.目次(1)
3.調査結果の概観
4.目次(2)
5.ボストン・コンサルティング・グループの紹介
6.フリー/オープンソース コミュニティにおける BCGの意義
7.オープンソースの原則
8.SOURCEFORGE.NETの紹介
9.目次(3)
10.調査方法
11.ハッカーはF/OSソフトウェアプロジェクトとプログラミングに魅力を感じている
12.ハッカーの動機(総合)
13.回答者の大半はボランティア参加者
14.有給参加者とボランティアで異なる動機
15.参加動機と参加形態によるハッカーの分類
16.参加動機と参加形態によるハッカーの分類(data)
17.最大のメリットは知識の増大
18.最大のデメリットは睡眠不足
19.ハッカーコミュニティとの強い連帯感
20.コミュニティについての考え
21.オープンソースはX世代の現象
22.国際事業としてのオープンソース
23.プロジェクトに割かれる時間
24.参加中のプロジェクト数
25.参加者の大部分は経験豊富なITプロフェッショナル
26.最大の動機はプロジェクトの創造性
27.プロジェクトの創造性が貢献時間を左右する
28.リーダーに求められているものは、プロジェクトそのものへの貢献
29.SOURCEFORGE.NETのF/OSSハッカーコミュニティの概要
30.目次(4)
31.このプレゼンテーションの入手先
32.詳細情報
33.ハッカーたちはオープンソースに夢中
34.質問:このプロジェクトに参加した動機を三つ答えてください
35.K-Meansクラスタ分析
36.勤務時間中の参加
37.ハッカーたちのプロジェクトの選択は現実的
38.質問:プロジェクトの発展のためにプロジェクトリーダーに求められることを三つ選択してください
39.参加者数でみる開発状況
40.増大するオープンソースコミュニティ
41.質問:初参加時から比べ、F/OSプロジェクトに費やす時間はどのように変わりましたか
42.質問:平均的なユーザが恩恵を受けるようなプロジェクトがあったら、参加しますか
43.謝辞

The-Boston-Consulting-Group-and-OSDN